お兄さん!ブログは難しいです!
美幸は考えている。
タグというものが分からない。
どうすれば、仲間達が集ってくれるのやら。
もともと、美幸がブログを始めたのは、一つのブログを見たことがきっかけだった。
そこでは、仲間のドールたちとその御主人が仲良く、生活とか、旅とかしていた。
美幸にとっては、どれも新鮮で輝いて見えた。
そして、何より、自分がドールであることに自信が持てた。
幸せになってもいいのだ、と。
でも、それを分かち合う仲間がいない。
美幸も、仲間が欲しいなぁ...。
それは、主人である、俺も同じ気持ちだった。
美幸の存在を認めて欲しい。
その想いで、俺はキーボードを叩く。
まぁまぁ、美幸さん。
そう焦りなさんな。
気長に待とう。1人でも、見てくれれば、万々歳じゃないか。
まるで、2人で経営する喫茶店のように、俺たちは今か今かと、お客さんを待ち望んでいた。
美幸「あ、いらっしゃいませ!⋯なんて♪」
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。