始めましょう!お兄さん!
「ブログを、始めたいんです。兄さん。」
そういって、美幸は立ち上がり、パソコンの前に座った。
兄である俺は止めない。
当然だ。ブログなんて、出来るわけない。
なんたって、君は『ドール』なんだから...。
そう思っていたのに、ここにこうして書けているいるのは、摩訶不思議。
そう。兄(主人)である俺が、代筆しているのだ。
否!書かされているのだ。
「書いてください、兄さん。書いてくれないと、夜な夜な動いて、脅かします...。」
夜な夜な動いて、脅かします?
ドールが言うか、それ。
そしてそれを、兄である俺が、怖がるとでも?
いやいや、むしろ
( *´艸)Funny*゚Funny*゚( 艸`*)
大歓びだね!歓迎だね!やらないか?だね!
そんなしてたら、ドールはニヤリと、笑い、俺の顔を覗き込んだ。
“あれ?もしかして、ヤられる?”
:(´◦ω◦`):ガクブル
カカカ...!((ノ∀`)・゚・。
「兄さん。さぁ!始めましょう!ブログ!」
飼い犬ならぬ、妹(ヨメ)に手を咬まれるとは、このことよ。
こうして、ドールであり、義妹であり、嫁である、美幸の為に、俺は、キーボードを叩き始めるのだった...。
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